【詳細編】英語弱者が2ヶ月間で海外大学院に合格するためにすべきこと

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こんにちは、米コロンビア大学の大学院に在籍中のユウタロです。

本記事では、IELTS6.0ながらも米国の有名大学院に合格することができた筆者が、2ヶ月間という限られた準備期間の中で行った手続きについて、より詳細でリアルな説明をしていきたいと思います。
※筆者の実体験に基づくことから、おおよそコロンビア大学のMS in Data Scienceの応募(私費留学)に関する説明であることにご留意ください。

また、英語弱者でも海外大学院に合格するためのより基本的な要件について「IELTS6.0でも一流海外大学院へ留学できた3つの理由」にまとめていますので、併せてご覧ください。

準備期間に行った事項の概要

僕が唯一応募したコロンビア大学のMS in Data Scienceで必要な事項は以下の通りでした。

  • レジュメ
  • エッセイ
  • レコメンデーション(推薦状)
  • 大学/大学院の成績証明書
  • 英語のスコア(IELTS、TOEFL等)
  • 英語ビデオインタビュー(必要書類の提出後に受験可能)

見ていただいて分かる通り、幸運にもGMAT/GREが必須じゃなかったんです!!(必須だったら流石に間に合わなかった)理由としては、コロナの関係でGMAT等を受験できない国があるからだそうです。また最近は、コロナに限らずGMAT/GREを必要としない大学もあったりするという噂を聞いたことがあります(詳しくは志望校の要項をご確認ください)。

限られた時間の中でまず僕が行ったことは、計画・段取りを立てることです。当たり前なことではありますが、必要書類の中には自分の力だけでは用意できない書類もあるので、各書類についていつまでにどのようなアクションを起こしておく必要があるのかを整理するところから始めました

僕の計画表は以下の通りです(実際の進捗結果もほぼ同様)。レコメンデーションや大学の成績証明書は他の人/機関の都合次第ですので、真っ先に準備を開始しました。一方で、一般的に最重要と言われているレジュメやエッセイに関しては、最悪残り1〜2週間で死ぬ気で作成すればどうにかなるだろうと考え、書類の準備は相対的に締切ギリギリまで行う計画としていました。

以下では、各項目の手続き内容について、一般的な情報も盛り込みつつ補足していきます。

レコメンデーションについて

レコメンデーション(推薦状)は、2〜3名の方に書いてもらうケースが多いようです。僕の場合は、アカデミック(大学時代の教授等)から少なくとも1名、合計で3名のレコメンデーションが必要という条件だったため、大学時代の教授1名と勤めていた企業でお世話になっていた方2名に依頼しました。

僕の経験からすると、推薦者自身が英語で文章を書いてくださるような方を選ぶと非常に楽です。その点、大学の教授は英語や推薦状を書くことに慣れている方が多く、実際に僕の場合も学生時代にお世話になっていた教授に推薦状の相談をしてから1週間ほどで対応してくださったので、とても有り難かったです。一方、企業からの推薦者については、人によって英語による対応可否は異なるので、推薦者を選べるようであれば留学経験のある方などに相談するのが良いかと思います。

英語に自身が無い方に書いてもらう場合、一度添削サービスに出した方が良いかもしれません。僕も、1人の方の分については「WORDVICE」のエッセイ・留学願書・履歴書校正で英語の添削を受け、修正の上提出してもらいました。

また、コロンビア大学の場合、応募者自身がレコメンデーションを提出することができず、事前に登録した推薦者の連絡先(メアド)にメールが届き、そこから特定のWEBページにアクセスして諸々の手続きを行っていく仕様でした。このように、推薦者自身に多少の工数をかけてもらうことになるので、早めの対応をお勧めします

大学/大学院の成績証明書について

こちらは事務作業的な準備で終始しますが、大学によってはオンラインで証明書の依頼受付をしていなかったり、PDFファイルでデータを受領できなかったりします。そのため、早めに大学へ連絡し、事務作業を終えてしまうのが無難かと思います。

また、応募の際は、通常成績証明書と併せて「GPA(Grade Point Average)」を報告する必要がありますが、大学によっては成績証明書にGPAを明記していなかったり、4点満点の大学もあれば3点満点のところもあるなど、まちまちです。まずは、出身大学の成績証明書や大学院の募集要項を確認することをお勧めします。

英語のスコアについて

正直なところ、最終的に提出したIELTSのスコアがOverall6.0なだけあって、勉強方法を偉そうに語るつもりはありません。。

ただ、当時、IELTS6.5を一旦の目標としていた僕は、英語のアドバイザーから、①オンライン英会話で自信をつける、②毎週IELTSのライティングのTask2を1、2個書く→書いた上でテーマに関連する記事を読み語彙を盗む、③常時英語のYoutubeやPodcastを流しておく、ことをやりなさいと言われていました。②は結構大変で、中途半端にしかできてなかったなと反省しています。

IELTSは、PC受験版であれば結果が3営業日程度で返ってくるので、タイトなスケジュールでもギリギリまで粘ってスコアアップを狙えるかと思います。

レジュメについて

今でこそ、必死にインターンや就職活動に向けてレジュメを書くことで、こちらの形式やルールを理解してきましたが、大学院に応募する当時は全く見当もついていませんでした。

レジュメの内容については、「簡潔かつ一貫性のある見た目にすること」「Action Verbを使うこと」「現在形と過去形を使い分けること」等、重要な点はたくさんありますが、それらについては他のサイトでより詳しく紹介されていると思うので割愛します。

英語に自信が無い方は、自分で英語版のレジュメを作成した後、先に挙げた「WORDVICE」のエッセイ・留学願書・履歴書校正などの添削サービスを必ず活用することをお勧めします。はじめ、良い感じに書けたんじゃないかと調子に乗っていた僕ですが、添削してもらったところ、原型を留めてないほど赤い修正が入って返ってきたことを覚えています。

エッセイについて

エッセイが最も重要な書類であるという認識は、皆さんも同じかと思います。英訳は添削サービスに任せるとして、まずは日本語でどれだけ内容を詰めることができるかが重要です。

エッセイは、要するに「なぜその大学に入りたいのか」をロジカルに説明できれば良いわけです。
※具体的には大学・専攻によってエッセイのテーマが与えられると思うので、そちらに従ってください。

僕の場合は、過去の経験、将来のキャリアゴール、コロンビア大学のデータサイエンス専攻の興味深い点・学びたいことなどについて書くことが求められました。そのため、過去の経験として、学部・修士、社会人時代を通じてデータアナリストとしてデータ分析を行なってきたことに触れ、応募している専攻との一貫性を強調しました。続いて、「将来のキャリアゴールとしては、(社会人時代に感じた課題に触れつつ)◯◯をしたい/なりたい。そのためには△△といったノウハウやステップが必要なので、××のような授業や人材が集まるコロンビア大学において学びたい」といった内容を、ストーリー性と具体例を持たせて書きました。

おわりに

以上、僕が実際に行った手続きを踏まえつつ、具体的な大学院応募の必要事項について説明しました。

レジュメのフォーマットやエッセイの内容などのより具体的なコンテンツについては、要望があれば新たな記事でアップしていくことも考えていきたいなと思います。

閲覧ありがとうございました。

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